2019.3.30
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山日紙面で見る富士山 /
3月 /
東富士五湖道が全線開通 着工から7年 須走側で祝賀式
東富士五湖道路(富士吉田―須走)が全線開通し29日、静岡県駿東郡小山町の須走料金所で開通式が行われた。既に供用している富士吉田―山中湖(8.5キロ)に加え、山中湖―須走(9.5キロ)が完成し、総延長は18キロ。全線開通は昭和57年2月の着工以来約7年2カ月ぶり。
式には日本道路公団東京第一建設局の山下宣博局長、望月知事、深沢登志夫県議会議長をはじめ、山梨、静岡両県の地元市町村長ら約300人が出席。料金所前に設けられたアーチの下、テープカットをして工事の完成を祝った。
この後、花火と色とりどりの風船が揚がる中、約180台の車がパレードした。午後3時から供用開始となった。
今回の開通で、山中湖―須走は国道138号ルートに比べ約20分短縮される。日本道路公団は一日約8200台、観光シーズン中のピーク時には約1万台の利用を見込んでいる。
一方、県警はこの日、河口湖インターチェンジに高速道路交通警察隊河口湖分駐隊を設置した。 【当時の紙面から】
(1989年3月30日付 山梨日日新聞掲載)広告