2018.7.21
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山日紙面で見る富士山 /
7月 /
総合管理センター開所 富士山5合目 安全確保や自然保護推進
山梨県が富士山5合目に建設を進めていた総合管理センターが完成し20日、開所式が行われた。
同センターは富士山を訪れる人たちの安全確保や自然保護などを推進する拠点。観光客に富士山の自然を紹介し、適切な利用を指導する自然解説員が2-4人待機する。また、これまで5合目に散在していた富士吉田署臨時警備派出所、富士五湖消防本部救急隊待機所、日本赤十字社救護所などが入居する。
建物のトイレは排水を浄化して循環利用するシステムを採用しているほか、身障者用も設置。富士山の自然を紹介する写真パネル展示、休憩所などもある。
富士山5合目周辺環境整備事業の一環として建設された。平屋で床面積は456平方メートル。総工費4億2600万円で、昨年10月から建設が進められていた。
開所式には、夏山シーズン中入居する富士吉田署、富士五湖消防本部などの代表や県関係者らが出席。テープカットをして開所を祝った。【当時の紙面から】
(1994年7月21日付 山梨日日新聞掲載)広告