2018.12.05
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山日紙面で見る富士山 /
12月 /
富士山有料道路 顕彰碑を除幕 「日本の道百選」祝う
県企業局は県道河口湖富士線(富士山有料道路=スバルライン、河口湖大橋有料道路)が、日本の道百選に選ばれたことを記念し、スバルライン旧ゲートわきに顕彰碑を建てた。4日には現地で除幕式が開かれた。
県職員OBら約80人が出席、依田篤公営企業管理者が「富士北ろくの素晴らしい環境の中で、国民と富士山を結びつけた。自然保護との関連から論議もあったが、対策の努力が実を結び世界有数の道路となった」とあいさつした。この後、依田管理者とOBを代表して保坂直吾さんが除幕した。
顕彰碑は高さ1.5メートル、幅2.5メートル。富士山2合目の玄武岩で造られ、道路愛護精神の高揚などが刻まれている。
富士山有料道路(全長29.5キロ)は39年4月1日に供用開始となり、今年の10月末までに1251万台の通行量に上った。県外車が90%を占め、河口湖町船津の起点(標高856メートル)から5合目(標高2、305メートル)を結ぶ、山岳観光道路。
一方、河口湖大橋有料道路は46年4月1日、供用開始。橋長500メートルの河口湖大橋から眺望する富士山の景観に人気がある。今年7月末までの通行量は1193万台に達している。「道の日」制定を記念し美しい景観を持つ道路として、ことし8月10日、日本の道百選に選ばれた。【当時の紙面から】
(1987年12月5日付 山梨日日新聞掲載)広告