地名の由来は?=小立(こだち)
山梨県富士河口湖町「小立」の地名の由来には諸説ある。大木の茂った森から「木立」とした説、集落を統制する人が村の中心部などに館を造って住んだことから「古館」とする説-。町誌などによると、明治末期まで松の原生林とみられる大木の林があったことなどから「木立」説が有力とされている。
「木」から「小」へ変わった時期は定かではないが、1500年代後半には古文書の中で「小」が目立つようになった。「木」の字は「小」に見誤る可能性が十分あり、それが原因とみられる。
「小立」に統一されたのは1827年ごろ。当時の古文書によると、「木立」の字を用いるようになってから災害が相次いだため、「小立」に戻してほしいと村民が代官所に願い出ている。以来、現在まで「小立」の地名が伝わっている。
「木」から「小」へ変わった時期は定かではないが、1500年代後半には古文書の中で「小」が目立つようになった。「木」の字は「小」に見誤る可能性が十分あり、それが原因とみられる。
「小立」に統一されたのは1827年ごろ。当時の古文書によると、「木立」の字を用いるようになってから災害が相次いだため、「小立」に戻してほしいと村民が代官所に願い出ている。以来、現在まで「小立」の地名が伝わっている。
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