2016富士登山者アンケート[5]
【山の日】制定「知っている」9割 関連の行動半数「なし」
2016年から8月11日が「山の日」として国民の祝日に加わった。山梨日日新聞と静岡新聞が登山者200人を対象に行ったアンケートでは、新たな祝日について9割近くが「知っている」と回答した。制定の目的は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」としているが、5割弱は当日に「特に何もしない」と答えた。
「山の日」制定について尋ねたところ、「知っている」は89.5%で、「知らない」の9.5%を大幅に上回り、高い認知度を示した。無回答は1.0%だった。
また制定を「歓迎する」は71.5%で、「何も思わない」(24.5%)を上回った。「歓迎しない」「その他」がそれぞれ1.5%にとどまり、多くの人が好意的に受け止めていた。
初めて迎える「山の日」に、山との関わりをどのように持つかについても聞いた。最多は「何もしない」で47.0%に上った。一方、何らかの関わりを持つ考えを示した回答の合計は44.5%。「登山する」(28.0%)、「山の知識を深める」(8.5%)、「ごみ拾いなど環境保全をする」(6.5%)、「山で採れる食材を味わう」(1.5%)の順だった。
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