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火砕流

 高温の火山灰や岩の塊、空気や水蒸気などが一体となって急速に山体を流れ下る現象。規模の大きな噴煙の崩壊や、マグマが流れ下ることなく盛り上がりドーム状になった「溶岩ドーム」の崩壊などが原因で発生する。御嶽山の噴火でも起きた。温度は数百度で、建物などを破壊、焼失させる。流れる速度は時速数十キロから百数十キロに達する。1990年からの雲仙・普賢岳の噴火では、大規模な火砕流が発生し多くの命を奪った。


 【火山用語知り万一に備え】
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