大月市選定・富士絶景ポイント
山梨県大月市は、市内から見た富士山のうち、優れた景観環境にある12カ所の山頂を「秀麗富嶽十二景」として紹介している。
十二景は、1989年にふるさと創生事業として計画。同年9月に設置した市地域資源調査会が選定、1992年に公布された。現在、1番山頂から12番山頂に19山(近い場所にある山は1カ所としてくくられている)が指定されている。
十二景を紹介するパンフレットにはガイドマップとともに、同市出身の山岳写真家・白籏史朗さんが四季を通じた富士山の姿を撮影した写真が掲載されている。
◎ 1番山頂 雁ケ腹摺山(大峠)[1874メートル]/姥子山[1503メートル]
◎ 2番山頂 牛奥ノ雁ケ腹摺山[1995メートル]/小金沢山[2014メートル]
◎ 3番山頂 大蔵高丸[1781メートル]/ハマイバ[1752メートル]
◎ 4番山頂 滝子山[1590メートル]/笹子雁ケ腹摺山[1358メートル]
◎ 5番山頂 奈良倉山[1349メートル]
◎ 6番山頂 扇山[1138メートル]
◎ 7番山頂 百蔵山[1003メートル]
◎ 8番山頂 岩殿山[634メートル]/お伊勢山[550メートル]
◎ 9番山頂 高畑山[981メートル]/倉岳山[990メートル]
◎10番山頂 九鬼山(御前山)[970メートル]
◎11番山頂 高川山[976メートル]
◎12番山頂 本社ケ丸[1630メートル]/清八山[1593メートル]
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【関連項目】大月市秀麗富嶽十二景 写真コンテスト
1993年から行っている写真コンテスト。「秀麗富嶽十二景」に指定された山頂一帯からの四季を通じた富士山がテーマ。撮影場所が限られているだけに、技術と根気と、何よりも選定場所を熟知することが必要になるという、ユニークなコンテスト。入賞作品は大月市民会館市民ギャラリーで展示される。[主催:山梨県大月市、大月市観光協会]。
第29回(2021年)のコンテストをもって終了した。