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降灰後土石流


■国中含む15市町村で発生か

 噴火後、火山灰が積もったエリアに大雨が降ることで引き起こされる土石流。通常より弱い雨で発生し、広い範囲に及ぶ恐れがある。噴火収束後も発生するため、長期的な警戒が必要だ。

 避難対象エリアは、降灰による堆積が10センチ以上と予想されるエリア内にある土石流危険渓流と土石流危険区域。降灰後に実施される国土交通省の調査などを踏まえた土砂災害緊急情報を基本に、降雨の状況によって土石流災害の指定避難場所へ事前に逃げる。

 発生可能箇所は、甲府市や笛吹市など国中地域も含まれ、15市町村に計989箇所。対象は次の通り。カッコ内は箇所数。

 富士吉田市(29)、西桂町(14)、忍野村(19)、山中湖村(45)、富士河口湖町(74)、鳴沢村(18)、身延町(109)、甲府市(28)、都留市(134)、大月市(176)、笛吹市(92)、上野原市(115)、中央市(15)、市川三郷町(65)、道志村(56)


 【富士山広域避難計画】
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