2002.9.25
所属カテゴリ:
富士山噴火に備える /
特集(山梨日日新聞特集から) /
融雪型火山泥流
■土砂取り込み流下 短時間で遠距離へ
冬の積雪期に噴火が起きた場合、火砕流の熱で雪が解け、斜面の土砂を取り込んで流下する現象。流下が予想されるエリアは富士吉田市、富士河口湖町など6市町村で計約3万2千人が居住している。
時速60キロ程度の高速で流れることがあるとされ、短時間で遠距離まで到達するため、噴火直前は発生可能性エリアのうち、シミュレーションなどから流下が予想される全エリアで避難。広域避難とせず、エリア外の高台や近くの堅牢な建物に逃げる。噴火して火口が特定されたら、避難対象エリアを絞り込む。
流下予想エリアは次の通り。カッコ内は推計人数。
富士吉田市(2万5千人)、西桂町(1千人)、忍野村(500人未満)、山中湖村(1千人)、富士河口湖町(4千人)、鳴沢村(500人未満)
【富士山広域避難計画】
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