富士山火山ガイドマップ(富士五湖観光連盟版)
山梨県富士五湖地域の富士五湖観光連盟が作製した、富士山が噴火した際の避難対象エリアや避難場所となり得る施設を記したガイドマップ。課題となっている、国内外から訪れる観光客への安全対策として、富士山が活火山であることを周知し、有事の際に活用してもらうのが狙い。
富士山噴火に関しては、2004年に作成されたハザードマップを基にさまざまな注意喚起がされているが、同連盟によると富士五湖周辺の観光施設では噴火について記したパンフレットは少なく、観光客に十分伝わっていないのが実情。そのため、観光客向けのガイドマップで防災意識の啓発につなげようと製作。
マップはA4判で両面刷り。カラーの表面は、避難エリアを火口形成が想定される第1次、火砕流が予想される第2次、溶岩流の24時間以内の到達が見込まれる第3次に色分けして表記。自動体外式除細動器(AED)が24時間利用できる施設「富士五湖まちかど救急ステーション」を含めた同機器の設置場所を載せ、地図に落とし込んだ。コンビニエンスストアやトイレの場所も記した。
裏面では、気象庁の噴火警戒レベルで想定される現象と、それに応じた避難行動基準を掲載。同庁や県のホームページに接続できるQRコード、非常時の連絡先なども載せている。
1万部を作り、富士五湖地域の観光案内所や道の駅、観光協会などで配布。
◇
2017年には英語版を追加。富士北麓地域に多くの外国人観光客が訪れている状況を踏まえて作製した。
マップはB4判の二つ折り。表面は北麓地域の地図に、県がまとめた広域避難計画に基づいた避難エリアを表記。火口が形成されることが想定される範囲や、火砕流が3時間以内に到達することが予想される範囲などを色分けして示している。
中面は気象庁の噴火警戒レベルに応じた避難行動を掲載。自動体外式除細動器(AED)が24時間利用できる施設も地図に記している。2万部を発行。
富士山噴火に関しては、2004年に作成されたハザードマップを基にさまざまな注意喚起がされているが、同連盟によると富士五湖周辺の観光施設では噴火について記したパンフレットは少なく、観光客に十分伝わっていないのが実情。そのため、観光客向けのガイドマップで防災意識の啓発につなげようと製作。
マップはA4判で両面刷り。カラーの表面は、避難エリアを火口形成が想定される第1次、火砕流が予想される第2次、溶岩流の24時間以内の到達が見込まれる第3次に色分けして表記。自動体外式除細動器(AED)が24時間利用できる施設「富士五湖まちかど救急ステーション」を含めた同機器の設置場所を載せ、地図に落とし込んだ。コンビニエンスストアやトイレの場所も記した。
裏面では、気象庁の噴火警戒レベルで想定される現象と、それに応じた避難行動基準を掲載。同庁や県のホームページに接続できるQRコード、非常時の連絡先なども載せている。
1万部を作り、富士五湖地域の観光案内所や道の駅、観光協会などで配布。
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2017年には英語版を追加。富士北麓地域に多くの外国人観光客が訪れている状況を踏まえて作製した。
マップはB4判の二つ折り。表面は北麓地域の地図に、県がまとめた広域避難計画に基づいた避難エリアを表記。火口が形成されることが想定される範囲や、火砕流が3時間以内に到達することが予想される範囲などを色分けして示している。
中面は気象庁の噴火警戒レベルに応じた避難行動を掲載。自動体外式除細動器(AED)が24時間利用できる施設も地図に記している。2万部を発行。
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