富士山の登山時期
(ふじさんのとざんじき)
富士山の登山シーズンは、7月1日の山開きから8月26日の山閉まいまでとされている。しかし、この期間中も前半は梅雨、後半は台風などで天気が不安定となるため、実質のシーズンは、天気が安定する7月中旬の梅雨明けから旧盆あたりまでの約1カ月に限られる。この1カ月間は小笠原高気圧に覆われて快晴が続く例が多い。気温も山頂の月最低平均が7、8月だけ氷点下にならない。雲海を染めたり、三日月型をした山中湖の方向から登るご来光を見るチャンスも大きい。
ただ注意が必要なのは雷。午後に多く発生し、イナズマは上からばかりでなく、横からも、下からも走る。空気が電気を帯びてくると金属が鳴ったり、髪の毛が立つようになる。こうなったら落雷の危険度は極めて高く、近くの山小屋に駆け込むしかない。避けるためには午後の行動をしない日程を組むことだ。7―8月下旬以外は、6合目から上は山小屋が閉まっているので、本格的な登山の世界になる。
富士山の登山シーズンは、7月1日の山開きから8月26日の山閉まいまでとされている。しかし、この期間中も前半は梅雨、後半は台風などで天気が不安定となるため、実質のシーズンは、天気が安定する7月中旬の梅雨明けから旧盆あたりまでの約1カ月に限られる。この1カ月間は小笠原高気圧に覆われて快晴が続く例が多い。気温も山頂の月最低平均が7、8月だけ氷点下にならない。雲海を染めたり、三日月型をした山中湖の方向から登るご来光を見るチャンスも大きい。
ただ注意が必要なのは雷。午後に多く発生し、イナズマは上からばかりでなく、横からも、下からも走る。空気が電気を帯びてくると金属が鳴ったり、髪の毛が立つようになる。こうなったら落雷の危険度は極めて高く、近くの山小屋に駆け込むしかない。避けるためには午後の行動をしない日程を組むことだ。7―8月下旬以外は、6合目から上は山小屋が閉まっているので、本格的な登山の世界になる。
富士山の登山時期 |
広告