富士五湖のデータ比較
富士五湖は古くは宇津湖とせの湖、旧河口湖、明見湖の4つの湖だった。宇津湖は山中湖、忍野八海、旧河口湖は河口湖、明見湖は盆地になっていく。せの湖はまず本栖が分かれ、後に精進湖、西湖に分かれたという。今から4500年前といわれ、富士の噴火に合わせて湖も変化し現在の形になったのは約1100年前ごろ。
データをみると、最も面積が大きいのは山中湖、最小は精進湖。周囲が最も長いのは河口湖、最短は精進湖。容量が最も多いのは本栖湖で、面積が最大の山中湖に比べ約5倍となっており、深度が深いことを示している。最大深度は本栖湖が断然深い。透明度は本栖湖、西湖などの順である。お気付きかと思うが、水面標高は西湖、精進湖、本栖湖の3つが900.0メートルと同じである。
富士山NET―富士五湖のデータ比較
湖沼名 | 水面標高 (メートル) |
湖岸線 (キロ) |
面積 (平方キロ) |
最大深度 (メートル) |
容量 (立方キロ/1000) |
透明度 (メートル) |
山中湖 | 980.5 | 13.87 | 6.80 | 13.3 | 64.80 | 3.7 |
河口湖 | 830.5 | 20.94 | 5.70 | 14.6 | 55.50 | 4.2 |
西 湖 | 900.0 | 9.85 | 2.10 | 71.7 | 83.60 | 6.9 |
精進湖 | 900.0 | 6.80 | 0.50 | 15.2 | 3.52 | 2.8 |
本栖湖 | 900.0 | 11.82 | 4.70 | 121.6 | 328.00 | 12.7 |
資料提供:山梨県 |
広告