富士山周辺にある「丸尾」の地名
「まるび」とは富士山の新しい溶岩流のうち中腹から噴出して流れ下ったものを指す。その流れごとに「丸尾」の名前が付いている。
山梨県富士吉田市内の剣丸尾、桧丸尾、土丸尾、山中湖村の鷹丸尾、鳴沢村の前丸尾、あかがいし丸尾、ジラゴンノ丸尾など。富士山周辺には溶岩の流れが10以上あるが、どれにも「丸尾」が付いている。火山列島日本ではほかにこの名前が付いている例はないそうだ。いわば、富士山周辺の方言ともいえる。
語源は「転び(まろび)」で、溶岩の上を溶岩層が転がっている様を言い表したという説が有力だ。この「転び」がより書きやすい「丸尾」に変わったと思われる。ほかに山腹から生まれた「生まる」からきたという説もある。
山梨県富士吉田市内の剣丸尾、桧丸尾、土丸尾、山中湖村の鷹丸尾、鳴沢村の前丸尾、あかがいし丸尾、ジラゴンノ丸尾など。富士山周辺には溶岩の流れが10以上あるが、どれにも「丸尾」が付いている。火山列島日本ではほかにこの名前が付いている例はないそうだ。いわば、富士山周辺の方言ともいえる。
語源は「転び(まろび)」で、溶岩の上を溶岩層が転がっている様を言い表したという説が有力だ。この「転び」がより書きやすい「丸尾」に変わったと思われる。ほかに山腹から生まれた「生まる」からきたという説もある。
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