2017富士登山者アンケート[4]
【混雑緩和】事前予約で入山者抑制を
登山道の混雑を緩和するための登山者数の抑制策を複数回答(二つまで)で聞いたところ、「入山の事前予約制」が54.0%で最も多かった。
次いで「入山料の強制徴収」(45.5%)、「登山時間帯の制限」(28.5%)、「5合目への車両乗り入れ規制の強化」(23.5%)、「ガイド同行の義務化」(14.5%)、「登山講習の義務化」(9.5%)と続いた。
「その他」とした回答が4.0%あり、「開山期間の延長」「道幅の改良」といった意見があった。
登山道の混雑緩和を巡っては、山梨、静岡両県が国と協力して作成した保全状況報告書で、1日当たりの登山者数の望ましい水準を2018年7月までに設定するとしている。富士山吉田口旅館組合は「弾丸登山」を減らすための方策として、富士山有料道路(富士スバルライン)の夜間閉鎖などを求めている。
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