富士山の思い出、感動を短歌に
全国から富士山に関する短歌を募集する「富士山大賞」(主催:富士山大賞実行委員会)。NPO法人「富士山環境文化情報センター」やNPO法人「富士山クラブ」、全国富士講睦会などの関係者が2016年に創設。
富士山やほかの山に登った感動、思い出をテーマにした短歌が対象で、山に関する歌であれば、「富士山」という言葉が入っていなくても可。未発表作品に限り、一人一首、同賞事務局に送る。応募無料。
選考委員長は日本芸術院会員の岡井隆さん。選考委員は山梨県立文学館館長の三枝昻之さん(山日新春文芸短歌選者)、穂村弘さん、東直子さん。
応募作の中から大賞、準大賞、優秀賞、岡井隆記念賞(学生優秀賞)、佳作などを選ぶ。幅広い年齢層から毎回1千首余りが寄せられる。
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第5回開催は、2020年6月から9月に作品を募集。全国や海外から約700首が寄せられ、12月に選考結果を発表。山梨県山中湖村の高村和海さんが大賞に選ばれた。県関係者の大賞は初めて。
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