和太鼓演奏、国内外で活躍
和太鼓グループ「富士山火焔太鼓」は1985年、かいじ国体を機に山梨県の富士吉田市役所職員が中心となり結成。富士吉田市内を活動拠点に、現在は富士北麓地域の幅広い世代の和太鼓愛好家が参加。和太鼓奏者の天野宣さんが作曲した「富士山火焔太鼓」のほか、子供中心の「鼓遊」や「風樹雷鳴」「赤富士」などオリジナル曲をレパートリーに活躍。
市内外のイベントやお祭りで積極的に演奏活動を行う。一方で、1995年には姉妹都市のフランスのシャモニ・モンブランで開かれた「シャモニ・モンブラン民俗フェスティバル」への参加、1998年にはもう一つの姉妹都市アメリカのコロラドスプリングスでの公演、1999年にはフランスのリヨンで開催された「第23回ジャパンウィーク」に参加するなど海外公演も行い、国際親善、国際交流を深める。
最近では、2019年1月にベトナム・ホーチミンで開かれた「ジャパンベトナムフェスティバル」に参加、2日間で8曲を披露。
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2021年10月16日には富士吉田市民会館で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた、創立35周年記念コンサートを開いた。小学生から70代までのメンバーが出演。吉田の火祭りや流鏑馬祭りなどを表現した組曲「富士山火焔太鼓」や火祭りのみこしをイメージしたアップテンポの「喧嘩神輿」などオリジナル曲を中心に10曲を披露した。
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