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2022.9.29 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 9月 /

5合目めざしたすきつなぐ

富士山チャリティー駅伝 初代王者は早稲田大競走部

 アフリカの難民救済を目的にした第1回「EKIDEN for PEACE2008富士山チャリティー駅伝大会」(同実行委員会主催)が28日開かれた。初秋の富士山を舞台に、ランナーたちは5合目のゴールを目指して、たすきをつないだ。

 大会は国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所と元マラソン五輪選手で日本陸連理事の瀬古利彦さんらが中心となり企画。来年2月に行われるタンザニアでの駅伝大会前に、日本の象徴である富士山を舞台にしようと開かれた。

 駅伝の部には、県内外から48チーム(1チーム5人)が出場。富士吉田・富士北麓公園陸上競技場から富士山5合目ロータリーまでの約20キロ、標高差約1300メートルの滝沢林道を、5区間でたすきをつないだ。マラソンの部もあり、同コースを男女105人がタイムを競った。

 参加費の一部はタンザニアでの大会に寄付される。 【当時の紙面から】

(2008年9月29日付 山梨日日新聞掲載)
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