2020.10.12
所属カテゴリ:
ぐんないスポット探訪 /
富士吉田市 /
背戸山の富士展望台
観光拠点へ住民が整備
山梨県富士吉田市大明見地区の住民有志が地元の背戸山を富士山のビュースポットにしようと展望台を建設、2020年10月完成。
背戸山は大明見地区と小明見地区の中間に位置。かつては地元住民が花見をするなど富士山の眺望スポットだったが、人が入らなくなり、木が覆うなどして富士山を見ることができなくなったという。
眺望を復活させようと、2006年に住民有志が「背戸山南面公園化推進委員会」を設立。住民約60人が定期的に木を伐採し、富士山や市街地を一望できるようにした。展望台は7月に建設に着手。ヒノキ製で、幅7.4メートル、奥行き3メートル、高さ2.1メートル。高さ1メートルの手すりも設けている。
周辺はトレイルランニングレースのコースにもなっていることから、遊歩道の整備や拡幅にも取り組み、背戸山の北側にある明見湖公園と結ぶ道も整えた。公園や近くのキャンプ場の利用者、県外からの観光客にも眺望を楽しんでもらいたい考えで、会員制交流サイト(SNS)などを通じてPRする。
■所在地 山梨県富士吉田市大明見・小明見
広告