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絵手紙プロジェクトが始動

富士山への思い1枚に

専用ポストに入れる参加者

富士山世界遺産登録への応援メッセージなどを書いた絵手紙を、専用ポストに入れる参加者

 しずおか富士山シンポジウムの開催を機に、富士山の世界遺産登録実現を後押しする“サポーター”一人一人が、富士山に寄せる思いを託す「富士山 絵手紙プロジェクト」もスタートした。

 シンポジウム会場で、参加者に専用のカードを配布。受け取った人たちは、自分自身のイメージをもとに色鉛筆で富士山を描き、日ごろ抱いている思いや、富士山にまつわるエピソード、世界遺産登録活動へのメッセージなどを書き添えた。スタッフが用意した専用のポストに次々投函(とうかん)した。

 世界遺産に登録されるまでに、富士山の標高にちなんで37万7600枚を目標に絵手紙を募る。集まった絵手紙で、富士山をかたちづくる企画も練っている。

当日集まった絵手紙のメッセージ

富士山

「おおきくなるぞ ふじさんのように。みててね ふじさん」

「森のめぐみ 雪のめぐみ 水のめぐみ 景色のめぐみ 動植物のめぐみ そして日本ど真ん中のおヘソ。心のふるさととして富士山を “いやし”の糧として大きく 大切に育てたいものです」

「今日は遠いなあ、あっ、今日は近い、とお山に話しかけている自分がいます。大事な大事な富士山です」

「富士山 毎日元気をありがとう」

「心の古里『富士山』 子供のころから絵をかき、写真を撮ってきたけど、最近は仕事漬けで忘れていたけど…。やっぱり富士山はやさしいな!!きれいだな!!神々しいな!!」

「夕暮れの一瞬見える赤富士がだいすきです」

「富士山は神様からの贈り物」

「富士山はわが心のふるさとです。富士山を世界遺産にしましょう」

「富士山は『日本』を心から感じる山です。美しく私たちを見おろす姿はなんとも言えない抱擁感がある」

「ありがとう富士山 富士山が顔を見せるだけで元気になります」

「富士山を眺めるとほっとします」

「毎日変わる景観に勇気と元気をもらっています」

(2007年7月20日付 山梨日日新聞掲載)
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