神鈴の碑で三ツ峠山PR
山梨県西桂町が、クライミングの名所「屏風岩」があり神鈴峰(みすずみね)と呼ばれる三ツ峠山をPRしようと、スポーツクライミング「ボルダリング」を体験することができるすこやか交流館アーク(同町下暮地)の敷地に「神鈴の碑」を設置。
三ツ峠山は奈良時代に山岳信仰の霊山として開かれた。江戸時代には空胎上人が「災難を除き、幸運をもたらす」として護摩修行をした。登山道のはずれにある史跡「神鈴権現社」は1835年に空胎上人が再建したとされている。
町は三ツ峠山が開運をもたらす山として伝えられていることをPRしようと、神鈴の碑を設置。登山者やボルダリング施設の利用者に安全祈願してもらうため、「開運の鐘」を設けている。
神鈴の碑は高さ約3.6メートル、幅約3メートルのステンレス製。富士山本宮浅間大社の本殿の屋根に設けられた部材「千木」をモチーフにしていて、碑の向こうに三ツ峠山を望むことができる。
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