2023.2.09
所属カテゴリ:
山日紙面で見る富士山 /
2月 /
県の富士北麓エコツアー
モニターが先行体験 感想もとに新企画開拓へ
県は8日、富士北麓地域で、エコツアー商品の新規開発やPRを目的とした「エコツアーフェア2007」を初めて開いた。県内外から公募したモニター約110人が参加し、7コースで富士山麓の自然を満喫した。今後はモニターから寄せられた感想をもとに、冬場を中心としたエコツアーの新規開発を北ろく地域の観光業者や団体に促す。
忍野八海や青木ケ原樹海、山中湖周辺などで、地元のNPO法人や観光業者が7つのモデルツアーを実施。モニターはそれぞれ希望するツアーに参加した。
このうち富士吉田市上吉田で富士山信仰ゆかりの地を訪ねるツアーには約20人が参加。富士講の登拝者を受け入れる「御師の家」や北口本宮冨士浅間神社などを訪れ、歴史や建物の構造について説明を受けたほか、昼食では同市名物の「吉田のうどん」を味わった。
県は新商品の開発だけでなく、旅行関連業者にも各コースを体験してもらうことで、エコツアーを観光メニューに組み込んでもらうなどの効果を期待している。 【当時の紙面から】
(2007年2月9日付 山梨日日新聞掲載)広告