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2019.10.05 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 10月 /

富士山麓の秋、満喫 美化ウォークに400人

 健康づくりをしながら美化思想を広めよう-と富士山麓をあるこう第1回健康づくり「美化ウォーク」は秋晴れの4日、富士吉田市上吉田の北口富士浅間神社から中の茶屋までの往復8キロのコースで行われた。2歳の幼児から80歳の高齢者まで400人が参加、ススキの穂が揺れる富士山ろくの秋を満喫した。

 美化ウォークは山梨日日新聞社、富士山をきれいにする会主催、富士吉田市、同市教委など後援。午前8時半から同神社境内で開いた開会式では高室陽二郎山梨日日新聞社常務、石原茂富士吉田市長が「ゆっくり歩きながら新しい発見をして下さい」とあいさつ。ラジオ体操の後、最高齢者の同市上吉田の関根猛さん(80)が「みなさん元気に出掛けましょう」と宣誓、午前9時、参加者たちはビニール袋を手にスタートした。

 この日の富士山麓は雲ひとつない青空が広がり、松林の中の登山道からは5合目付近が紅葉した富士の姿がくっきりと見えた。参加者たちは沿道のゴミを拾いながら、思い思いのペースで歩き、中間地点の中の茶屋では牛乳のサービスを受け楽しい1日を過ごした。 【当時の紙面から】

(1981年10月5日付 山梨日日新聞掲載)
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