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2022.3.28 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 3月 /

南口「富士山」北口「昇仙峡」ゲートに

竜王駅前広場オープン

 甲斐市が整備を進めてきたJR竜王駅南北駅前広場が27日、供用開始した。北口駅前広場で竣工式典が行われ、関係者ら約200人が完成を祝った。2004年度から取り組んできた同駅周辺整備事業が完了した。

 駅前広場は2008年3月に供用開始した、世界的建築家・安藤忠雄氏が設計を手掛けた駅舎と一体感を持たせた外観で、採光を目的とした開口部がある大屋根を両広場に設置しているのが特徴。送迎用の一般乗降場やタクシー乗り場を設けたロータリー、駐輪場や一般利用者用の短時間駐車スペースなどを整備している。

 式典では、保坂武市長が「市の顔、市の玄関口となる拠点施設として整備を進めてきた。今後は、新たな観光スポットとして集客を図っていきたい」とあいさつ。日本一の富士山が見える南口を「富士山ゲート」、昇仙峡のある北口を「昇仙峡ゲート」と名付けたことを明らかにした。

 式典後には、関係者がテープカットやくす玉割りをして完成を祝った。また同日は同市商工会による模擬店出店などのイベントも開かれた。 【当時の紙面から】

(2010年3月28日付 山梨日日新聞掲載)
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