「フジザクラ」の魅力を歌に
山梨県富士吉田市上吉田の小山田利男さんが作った、富士山麓で咲くフジザクラの魅力などを表現した歌「百万本の富士桜」。咲き誇る桜の情景や自身の心境などを歌っている。
小山田さんは同市出身で、市内で建築会社を経営。70歳の頃から病気を患い、「何か自分の作品を残したい」と富士山を題材にした作詞に取り組んでいる。今回の曲は、地元の音楽教師やピアノ講師が協力し、小山田さんの詞に落ち着いた歌声やメロディーを添えた。
1番では「ゆるがぬ富士の控えめ桜」など富士山の麓に咲く桜を歌詞にした。2番では花びらに焦点を当て、「咲けたらいいな紅色に はじらいながらもつぼみ傘」など花を少女に例えて歌っている。3番では「会話も弾み 色づいて」などと身を寄せ合う花を子どもの集団に置き換えて表現している。
希望者にはCDやデータで音源を、富士河口湖町勝山の木工家具店「FUJI工房」で配布。
広告