富士北麓「ご当地信号機」
富士北麓地域の信号機と道路照明に、富士山の装飾が施されている。「ご当地信号機」として、地域住民や観光客に親しまれている。
県道路管理課によると、装飾は山頂に雪が積もっている富士山をモチーフにし、山頂部分を空洞にして雪を表現している。装飾が施されている信号機と道路照明は、富士吉田市内の国道139号などに計39基、富士河口湖町内の国道137号などに計50基ある。
県警や国土交通省が地域の観光PRのため、2000年ごろに設置。県内には富士山デザインのほか、「鵜飼いの鵜」(笛吹市)や「八ケ岳」(北杜市)、「南アルプス山脈」(南アルプス市)などがある。
富士河口湖町役場近くでは、信号機の装飾と富士山を一緒に眺めることができる。景観を遮る高い建物がないためで、カメラやスマートフォンを向ける観光客の姿も見られる。
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