2024.12.21
お知らせ /
「左手のないサル」目撃相次ぐ 富士吉田で5件
富士吉田市内で19日、左肘の先が欠損したサル1匹の目撃情報が相次いだ。市農林課によると、4月に福島県で発見されてから南下を続け、関東各地で目撃され、交流サイト(SNS)などで話題となっていた「左手のないサル」とみられる。
同日午前10時ごろ、同市上吉田東7丁目のふじさんミュージアム入り口で、同館職員が見つけた。国道138号沿いに北上し、市街地方面に逃げたという。
市が午後3時過ぎに防災無線を流した後、5件の目撃情報が相次いで寄せられた。同課によると、午後3時15分までに富士山駅ビル「Q-STA」、富士北稜高付近などで確認され、富士急行本社付近を富士河口湖町方面に向かう姿が目撃された。
市は防災無線で注意を促したほか、市内の小中学校に集団下校や教員による見守りといった対応を取るよう要請した。
「左手のないサル」は左腕の一部が欠損しているのが特徴で、18日には静岡県内でも目撃されていた。
(2024年12月20日付 山梨日日新聞掲載)
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