2024.12.13

12月14日に富士北麓防災フェス ラジオ生放送、輪島朝市も

 富士山噴火などへの防災を考えるイベント「富士北麓防災フェス」(アドブレーン社主催)が14日、富士吉田市の富士山レーダードーム公園で開かれる。防災をテーマにしたラジオ番組の生放送や災害を疑似体験するブースの出展、輪島朝市の出張開催などがある。
 災害に関する話題が多かった2024年を振り返り、防災について考える機会にしてもらおうと初めて企画。会場には地元企業や団体などが約30のブースを出展する。県富士山科学研究所の研究者が防災について語り合う「防災カフェ」や、火山灰の上を通って避難する体験ができるコーナーなどがある。会場周辺を巡るスタンプラリーも実施する。
 イベントに合わせ、YBSラジオとFMFUJIが共同で特別番組「富士山麓防災ラジオ~富士山噴火への備え」を生放送する。甲府市内のスタジオとイベント会場を結び、専門家らが出演し、富士山噴火の被害想定や備えについて話す。
 元日に発生した能登半島地震で大規模火災に見舞われた石川県輪島市の輪島朝市も出張開催。海産物などを来場者が購入することで被災地支援につなげる。復興を祈る「復興夢らんたん」も飛ばす。
 午前11時~午後5時で入場無料。「復興夢らんたん」への参加は13日正午までに専用フォーム=QRコード参照=から申し込みが必要。1個3千円、2個同時に購入する場合は5千円。問い合わせはアドブレーン社。

(2024年12月11日付 山梨日日新聞掲載)

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