2024.9.20

友好提携10周年記念 台湾の山岳協会来県

記念品を交換する両協会の代表ら=山中湖・ホテルマウント富士

 山梨、静岡両県の自治体と観光団体などでつくる日本富士山協会(堀内詔子会長)は、山中湖村で、友好提携10周年を迎えた台湾の中華民国山岳協会訪問団を歓迎するレセプションを開いた。
 林哲全・東亜区部長ら訪問団35人と、両県の観光団体の代表者ら36人が出席。日本富士山協会の鈴木和宏副会長は「新型コロナウイルス禍での中断から交流が再開し、提携がさらに良い方向に向かうことを願う」、林部長は「文化や観光、環境などの面で交流を深め、互いに進歩していきたい」とあいさつした。記念品の交換もした。
 両協会は2014年に「富士山・玉山友好山提携」を締結し、富士山と玉山の環境保全などで情報交換してきた。7月には日本側が7年ぶりに台湾を訪問。台湾の訪問団は8月26日に来日。レセプションは同29日に開かれ、訪問団は静岡県の富士宮口から富士山に登ったほか、吉田の火祭りなどを見学し、富士山周辺に同30日まで滞在した。

(2024年9月19日付 山梨日日新聞掲載)

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