１万発の花火、湖面彩る　河口湖

夜空に打ち上げられた大輪の花火＝河口湖

　富士北麓の夏の風物詩「河口湖湖上祭」（富士河口湖町、河口湖観光協会、町観光連盟主催）が５日夜、開かれ、約１万発の花火が夜空と湖面を彩った。
　花火は午後７時４５分ごろ開始。４部構成のプログラムで、早打ち花火や音楽に合わせて打ち上げられる「スターマイン」などが約５０分間にわたり繰り広げられた。湖上の打ち上げ台に加え、新型コロナウイルス禍で中止していた八木崎公園からの打ち上げが再開された。
　湖畔には多くの観光客や地域住民が訪れ、花火が上がるたびに歓声を上げながら、カメラやスマートフォンでの撮影を楽しんでいた。
　富士五湖の花火大会は、山中湖（１日）を皮切りに西湖（２日）、本栖湖（３日）で開かれ、５日の河口湖湖上祭で幕を閉じた。

(2024年8月6日付 山梨日日新聞掲載)