2024.7.26

ゲート通過許可1万4288人 15~21日 1、2週目上回り最多

 山梨県は22日、15~21日の1週間に富士山の吉田口登山道5合目に設けたゲートの通過を許可した人数(速報値)が1万4288人だったと発表した。1週間の人数としては、1、2週目を上回って最も多かった。
 県富士山保全・観光エコシステム推進グループによると、日別では、土曜の20日が2883人で最も多く、月曜の15日の1475人が最少だった。開山から最初の1週間(1~7日)は1万3217人、2週目(8~14日)は1万3553人。許可数は事前予約したが、実際には通過していない人も含む。
 登山者数が4千人に達した場合はゲートを閉鎖するが、21日までに3千人を超えた日はない。同グループの担当者は「今週末や8月のお盆の人数を注視したい」と話した。
 富士吉田市によると、21日までの6合目通過者数は3万6471人で、前年同期(4万1372人)より4901人減少。ゲート設置の影響が出るとみられる午後5時~翌午前3時の通過者数は1631人で全体の4・47%。前年同期は6258人で全体の15・13%だった。

(2024年7月23日付 山梨日日新聞掲載)

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