2024.3.01
富士山周遊サイクル 推進協が会合 6エリアでルートを変更
富士山を一周する自転車ルートの整備を目指して、山梨、静岡両県が設立した「ぐるり富士山サイクルツーリズム推進協議会」が27日、富士吉田市内で第2回会合を開いた。
前回会合で名称を「フジイチ」と決めた富士山一周ルートのロゴマークを決めた。一般公募で350件の応募があり、専門家の評価やオンライン投票の結果、一筆書きで富士山とルートを表現した作品が選ばれた。今後、周知活動などに活用していく。
「フジイチ」のルートについても協議。両県が設定した計148キロの現行ルートで、1日の交通量が1万台を超える区間や急勾配など6エリアについて、ルート変更することを決めた。富士五湖を周遊するルートをメインとするかサブとするかも議論した。
同協議会は「フジイチ」について、優れた観光資源や自転車の走行環境、休憩施設、情報発信など一定の水準を満たしたルートを認定するナショナルサイクルルート制度による指定を目指している。
(2024年2月28日付 山梨日日新聞掲載)
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