2023.10.07
富士山が初冠雪 昨年より5日遅く
甲府地方気象台は5日、富士山の初冠雪を観測したと発表した。平年より3日、昨年より5日遅い。富士吉田市も同日、独自に「初雪化粧宣言」を発表した。富士北麓地域では、住民や観光客が富士山にカメラを向け、初冠雪を撮影する姿が見られた。
気象台によると、職員が5日朝、甲府市飯田4丁目の気象台から、山頂が冠雪しているのを目視で確認した。3日夜遅くから4日朝方にかけて山頂付近に雨雲がかかり、雪が降ったとみられるという。山頂にある気象庁の地域気象観測システム(アメダス)では、4日午前1時に氷点下1.4度を観測していた。
富士吉田市でも5日早朝、職員が富士山の冠雪を確認し、初雪化粧を宣言。平年より1日、昨年より5日遅いという。
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