富士急ハイランドに新型コースター

来月２０日 バイク操縦感覚「体感」

　富士急行は７日、富士吉田市の富士急ハイランドに導入する新作の大型アトラクションを７月２０日にオープンすると発表した。名称は「ＺＯＫＫＯＮ（ぞっこん）」で、バイク型のコースターに乗り込み、旋回、上昇、逆走を楽しむことができる。

　富士急行によると、新型コースターは１列２人の７列編成で所要時間は約３分間。総工費は約４５億円で、年齢制限は６４歳以下に設定し、１回の利用料金は２千円。バイク型の車両に乗り込み、ハンドルを握ってバイクを操縦している感覚を味わえる。カーブでの旋回や急加速、高さ２４メートルまでの急上昇からの逆走など疾走感が特徴という。

　車体は緑、青、ピンクの３種類あり、夜にはＬＥＤライトが光り輝く。名称については「遊園地そのものを好きになってもらい、富士山麓から世界にこのコースターが広まってほしいという期待を込めた」（担当者）という。

　「ＺＯＫＫＯＮ」のオープンを記念し、優先チケット付きの「ハイランドリゾートホテル＆スパ」の宿泊プランも販売する。

(2023年6月8日付 山梨日日新聞掲載)