快晴の霊峰 ７９８４人激走

スタート地点を出発する出場者＝富士吉田・富士北麓公園

　富士山を舞台にした自転車ロードレース「富士の国やまなし　第１９回Ｍｔ．富士ヒルクライム」（同実行委主催）が４日、富士山有料道路（富士スバルライン）をコースに開かれた。全４７都道府県から７９８４人が出場し、全長２４キロ、標高差１２５５メートルを駆け上がった。

　過去の記録を参考に実行委が選抜した「主催者選抜クラス」と、性別や年齢による１４のカテゴリーで実施。総合優勝は、男子は金子宗平さん（埼玉県）、女子は佐野歩さん（大阪府）が輝いた。

　レースは快晴の下、行われ、男女ともに強豪選手による激戦となった。男子の金子さんは終盤に抜け出し、５７分２６秒で初優勝。女子の佐野さんは１時間１３分２０秒で２連覇を果たした。

(2023年6月5日付 山梨日日新聞掲載)