2022.11.02
お茶壺道中行列 3年ぶり盛大に
江戸時代に将軍御用達のお茶を京都から江戸城まで運ぶ行列を再現する「お茶壺道中行列」(同実行委主催)が10月30日、都留市内で行われた。
お茶壺道中行列は1613年から約250年にわたり、京都・宇治の茶を江戸の徳川将軍に届けた使節。行列の一部は現在の都留市周辺の谷村藩を経由したため、市内に作法が伝わっている。
この日は都留文科大の学生約30人が侍にふんして参加。最高責任者の採茶使は同市中津森の小林重雄さん(72)が務めた。
行列は例年10月に実施。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催となった。
(2022年10月31日付 山梨日日新聞掲載)
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