チームラボ 山中湖畔彩る

　アート展「チームラボ　山中湖　呼応する生命とお絵かき水族館」（山梨日日新聞社、山梨放送、山中湖村など主催）が２８日、山中湖村平野の旭日丘湖畔緑地公園内の山中湖畔で始まる。光る卵形のオブジェと、来場者が描いた魚が泳ぎ出す作品が楽しめる。

　アート集団「チームラボ」（東京）が手がけ、湖畔沿いに赤や緑、青、紫などさまざまな色の卵形のオブジェが並ぶ。オブジェに触れると、音が響いて色が変わり、周囲のオブジェの色も変化していく。

　来場者がクレヨンで描いた魚をスクリーンに投影し、泳がせる作品もある。スクリーン上を泳ぐ魚に触れると逃げだし、餌をあげる様子も再現できる。

　企画を担当したチームラボの担当者は「山中湖の自然を生かした作品となった。多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。

　アート展は山梨日日新聞創刊・山日ＹＢＳグループ創業１５０周年記念事業。期間は１１月１３日までで、午後５時半～８時半（金、土、１１月２日は午後９時まで。最終入場は閉場の３０分前）。チケットは小学生以上が５００円。未就学児や山中湖村内への宿泊者は無料。

(2022年10月28日付 山梨日日新聞掲載)