2022.8.22
富士山 フィルムで写す
富士吉田・宮下さん 月末まで写真展
富士吉田市下吉田東1丁目の山梨中央銀行明見支店で、市大明見2丁目の宮下清正さん(73)が撮影した富士山の写真展が、8月末まで開かれている。県内では初めての展示で、フィルムにこだわった四季折々の富士山の写真が並ぶ。宮下さんは「フィルムならではの発色の良さ、コントラストを見てもらいたい」と話している。
かさ雲のかかった富士山、登山者のライトが連なる様子を捉えた写真など大きいもので縦90センチ×横60センチの写真が計7枚並ぶ。宮下さんがこの10年の間に趣味で撮影した自身初めての県内での写真展だ。
カメラ歴は約半世紀。カメラ会社に勤め、仕事でもカメラマンとして従事した。趣味ではフィルム撮影にこだわりを持つ。「発色とコントラストはフィルムならでは。出来上がっていくまでのワクワクはデジタルでは味わえない」と語る。
県外で写真展を開いたことはあったが、県内では初めて。同支店から声が掛かり、快諾した。「地元で展示してもらえるのはありがたい。大きいサイズの作品なので見栄えが良くなる。ぜひ、見てもらいたい」と話している。
写真は、同支店で平日午前9時~午後3時まで見ることができる。
(2022年8月20日付 山梨日日新聞掲載)
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