2022富士登山者アンケート[2]
山小屋感染対策 87%「十分」
山小屋や案内所、登山バスなどの感染対策について聞いたところ、「十分に取られていた」が87.0%に上り、昨年の前回調査(83.5%)よりも上昇し、登山者から評価を受けた。どんな対策をしたかについては、検温などの体調管理(82.0%)、マスクなどの感染対策用品の用意(79.0%)、ワクチン接種(70.5%)が上位を占めた。
行動制限のない夏山シーズンとなった今夏。登山者が利用する山小屋、案内所、売店、登山バスなどの感染症対策への印象は「十分に取られていた」が87.0%、「不十分に感じた」が8.0%、「対策は取られていたが、マナーを守らない利用者が目立った」が5.0%だった。不十分に感じた場所としては「宿泊施設の寝床」、「登山送迎バス」「食堂」「売店」「トイレ」などが挙がった。
登山者自身の感染対策では、体調管理、マスク、ワクチン接種のほか、「山小屋を事前予約した」(49.0%)、「時間に余裕を持たせた」(41.5%)、「単独、または同行者を減らした」(17.5%)、「混雑しそうな日時を避けた」(16.5%)など。一人一人の対策と配慮が見られた。
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