2022.6.16

トライアスロン想定 水上救助訓練を実施

河口湖、4都県20人参加

水上救助の訓練に取り組む参加者=富士河口湖・八木崎公園

 県トライアスロン連合(今井久会長)は12日、富士河口湖・八木崎公園で、トライアスロンのスイム救助訓練を行った。

 9月4日に開催される「Mt.富士トライアスロン富士河口湖2022」(山梨日日新聞社、山梨放送、富士河口湖町、日本トライアスロン連合主催)を想定し、河口湖で初めて実施。山梨、東京、神奈川、群馬の4都県から約20人が参加した。

 訓練では、トライアスロンなどの大会運営に携わるレスキューチーム「Rescue Team PEGASUS(レスキューチームペガサス)」(神奈川県茅ケ崎市、小川恵一郎代表)のメンバーが講師を務め、溺れた人を水上で担架に乗せる際の注意点や、陸上の救護所に搬送する際の動き方などを指導。先導役が石などの障害物をよけながら搬送経路を示す方法や、溺れた人のプライバシーを守るために一般の参加者に近づかないよう声をかけることなども確認した。

 小川代表は「参加者の中には、大会当日も運営に携わる人もいる。しっかりと手順を確認し、万が一の事態に備えてほしい」と激励。今井会長は「河口湖で千人規模のレースを開催するのは初めて。万全の態勢で選手たちを迎えたい」と話していた。

(2022年6月14日付 山梨日日新聞掲載)

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