2022.5.28

【富士山をきれいにする運動】オオヤマザクラ植樹

山中湖畔沿いに苗木10本

オオヤマザクラの苗木を植える野口英一理事長(右)と権正雅彦山中湖村観光課長=山中湖交流プラザきらら

オオヤマザクラの苗木を植える野口英一理事長(右)と権正雅彦山中湖村観光課長=山中湖交流プラザきらら

 公益財団法人富士山をきれいにする会(野口英一理事長)は25日、山中湖村の山中湖交流プラザきららで、本年度の富士山環境美化植樹祭を行い、オオヤマザクラの苗木を記念植樹した。

 地元市町村や協力団体から約40人が参加。野口理事長は式典で「爽やかな気候の中で植樹ができることをうれしく思っている。引き続き協力、参加してもらい活動を続けていきたい」とあいさつした。

 山中湖交流プラザきらら内にある湖畔沿いの植樹会場で、野口理事長が村の権正雅彦観光課長に苗木を贈呈。参加者は手分けして10本のオオヤマザクラの苗木を植えた。

 会は地元6市町村と富士吉田市外二ケ村恩賜県有財産保護組合(吉田恩組)にもミツバツツジやイロハモミジなどの苗木970本を寄贈した。今後各自治体、団体が植樹する。

 植樹活動は1966年にスタート。会が市町村などに贈った苗木は本年度で8万5748本になる。富士山環境美化クリーン作戦は前期が8月6日、後期が9月9日に行われる予定。

(2022年5月26日付 山梨日日新聞掲載)

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