河口湖美術館
富士北麓では初の公立美術館として、また山梨県内では県立美術館、白根桃源美術館に次いで3館目として1991年4月に開館。河口湖北岸の国道137沿いの国体漕艇会場に隣接し、芝生広場、庭園、駐車場を含めた敷地面積は3万6300平方メートル。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造 )2階建てで、延べ床面積は2391平方メートル。3つの展示室、通路を兼ねたギャラリー、青く広がる河口湖を楽しめる展望ラウンジ、カフェ、ミュージアムショップなどを持つ。
「富士山の美術館」として、富士山を題材にした絵画や版画、写真など、富士山にゆかりのある芸術家の作品を中心に所蔵している。足立源一郎の洋画、岡田紅陽の写真、和田英作の油彩画、渥美芙峰の日本画などが代表的。常設展では所蔵作品を順次入れ替えて展示しているため、訪れるたびに違った“富士”を観賞できる。
また定期的に特別展・企画展を開催。中でも1998年に制定された富士山憲章のPRを兼ねて、翌年から富士山をテーマにした写真コンクール「富士山写真大賞」を企画・主催し、入賞作品展を毎年、元日から3月下旬まで開催している。
所在地
◇山梨県富士河口湖町河口3170
開館時間
◇9:30~17:00 (最終入館は16:30)= 2023年6月現在
入館料
◇【コレクション展開催時】一般・大学生 : 500円、高校生・中学生 : 300円、小学生以下 : 無料
◇【企画展開催時】一般・大学生 : 800円、高校生・中学生 : 500円、小学生以下 : 無料
※団体割引などあり
休館日
◇火曜日(祝日の場合は開館)、展示替え、年末、臨時休館
アクセス
◇【電車・バス】富士急行線河口湖駅から河口湖周遊レトロバス(レッドライン)で「河口湖美術館」下車
◇【車】中央自動車道河口湖ICまたは東富士五湖道路富士吉田ICから国道139号、県道707号、国道137号および県道21号経由
イベント情報
「夏のコレクション展 2023」
【開催期間】2023年6月17日(土)~9月10日(日)
【備 考】8月15日(火)は開館