飲料売り上げ一部、富士山保全へ寄付

伊藤園がキャンペーン

　伊藤園（東京）は１５日、同社の「お～いお茶」ブランドの飲料製品の売り上げの一部を富士山の環境保全活動へ寄付するキャンペーンを始めた。４月３０日まで。

　国内各地の環境保全活動に協力し、持続可能な社会を目指すための取り組みの一環。取り組みは２０１０年度から始まり、東日本大震災で実施しなかった１１年度を除き、今回で１０回目。総額３６１万１千円を県に寄付している。

　県は寄付金を富士山の美化啓発活動を行う団体への助成金などとして活用しているという。同社の担当者は「消費者には、富士山の保全に協力する一つのツールとして同製品を購入してもらいたい」としている。

(2021年3月16日付 山梨日日新聞掲載)