2021.1.12
コロナ収束願い「梵天竿」を設置
都留・十日市場の住民
都留市十日市場の住民有志は9日、三角形の布袋「ひいち」を飾り付けた「梵天竿」を地区内に立てる小正月行事を行った。家内安全や五穀豊穣のほか、新型コロナウイルスの感染収束を願った。
ひいちは約20センチ四方の座布団の布地にもみ殻を入れて縫い合わせ、ひもを付けて作る三角形の飾り。住民15人が早朝から長さ約10メートルのスギの棒にひいちや色紙、竹を飾り付け、地区内の道祖神近くの2カ所に立てた。ひいちは地区の住民有志でつくる「ポプラの会」メンバーらが昨年末に作った約180個を使用した。
梵天竿は16日まで設置する予定。梵天竿から取り外されたひいちは地区の各戸に配られ、厄よけとして軒先に掲げられる。
(2021年1月10日付 山梨日日新聞掲載)
広告