災害時等の行動確認シート
山梨県富士吉田市が大雨や地震、富士山噴火などの災害を想定した行動確認シートを2020年に作製、市内全世帯に配布。新型コロナウイルスの感染防止で市総合防災訓練の参加者を制限するため、訓練に参加できない市民に災害時の行動を確認してもらうことが狙い。
確認シートはA3判。大雨や土砂災害、地震の際に避難する場所を記入。地区会館が該当する指定緊急避難場所(1次避難所)、小中学校などが該当する指定避難所(2次避難所)のほか、親戚の家など市民が避難する可能性がある場所を書いてもらう。
富士山噴火時の避難場所の確認も求めている。市民は甲府市や北杜市などに避難することになっており、市は「市公式防災アプリ」などで避難場所を確認するよう呼び掛ける。
水や缶詰などの食料品や生活用品、常備薬など用意しておくべきものを記入する欄も設けている。
広告