災害時、避難道路として期待
山梨県富士吉田市旭地区と富士河口湖町河口をつなぐ新倉河口湖トンネルは2015年3月に開通。富士吉田市から河口湖畔を通らずに御坂トンネルに向かうことができるため、国中地域への移動が便利となった。
県道路整備課によると、トンネルは全長2476メートル。片側1車線で、歩道も整備している。河口湖畔の国道137号などは通勤時間帯や観光シーズンに渋滞していたことから、2005年度以降、県と市が周辺の接続路や市道の整備を進めた。開通後にはトンネル手前にコンビニエンスストアも開店した。
15年10月22日に行った交通量調査では、午前7時~午後7時に約9700台の車両が通行した。富士山噴火の際の避難道路や物資輸送ルートとしても期待されている。
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