めまき
三重県などで採れる海藻のアラメで、三角形になるようサバの切り身を巻く。巻き止めとしてつまようじを刺し、鍋で2日間じっくりと煮込む。アラメが柔らかくなったら砂糖やしょうゆなどを入れ、味が染み込むまでさらに1日煮込んで完成。山梨県富士河口湖町・河口浅間神社の例大祭を祝う行事食として、地域に伝えられてきた。
県立富士山世界遺産センターによると、めまきは毎年4月25日に神社の祭りで赤飯とともに供えた後、ごちそうとして食べられてきた。かつては河口湖のワカサギや川魚などを焼き、乾燥させてからアラメで巻いていたが、現在はサバが使われることが多いという。アラメで巻くことから「めまき」と呼ばれるようになり、河口地区の各家庭で作って祝うことが恒例となった。
三角形は富士山、つまようじは富士登山の金剛杖を表すとも言われている。
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