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2023.4.14 所属カテゴリ: ふじさんクエスト / 社会・歴史 /

湖をめぐる3色の周遊バス

 山梨県の河口湖湖畔の観光施設間を結ぶバスを走らせたいという河口湖町(現・富士河口湖町)の要請を受け、富士急都留中央バス(現・富士急バス)が、河口湖周辺を走る周遊バスを1995年7月から運行を開始。

 その後、2004年4月に西湖、2016年4月に精進湖・本栖湖方面への路線を拡大。

 現在は、富士急行線河口湖駅を発着点(一部富士急ハイランド)に、河口湖周遊バス(レッドライン)西湖周遊バス(グリーンライン)鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス(ブルーライン)の3路線を運行。

 レッドラインは、河口湖駅と河口湖北岸・河口湖自然生活館の間を、平日は1日22往復(20~30分間隔)運行。また全日、河口湖駅と大石プチペンション村間を1日1往復運行。(2023年4月現在)。途中、「河口湖ハーブ館」「船津浜温泉街」「河口湖美術館」など、湖畔の町営、民営の観光施設を周遊する。

 グリーンラインは、河口湖駅と西湖・青木ケ原樹海方面を結び、1時間おきに1日8便(循環便)運行(2023年4月現在)。途中、「道の駅かつやま」「西湖いやしの里根場」「富岳風穴」など、河口湖南岸、西湖、青木ケ原樹海周辺の観光スポットを周回する。

 ブルーラインは、河口湖駅と本栖湖観光案内所の間を1日3往復運行(2023年4月現在)。途中、「富士山世界遺産センター」「鳴沢氷穴」「本栖湖」などを経由、精進湖や本栖湖観光に便利。

 レッドラインとグリーンラインは当初、フロント部分をボンネット型にしたレトロ調のデザインのバス「レトロバス」で運行。2018年に、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手掛けた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインした大型バスを各路線に導入。愛称は「OMNIBUS(オムニバス)」。

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