2019.7.09
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ぐんないスポット探訪 /
富士河口湖町 /
さくや愛の鐘(富士河口湖町)
隠れた告白スポット
富士河口湖町勝山の河口湖南岸の湖畔沿いに、「さくや愛の鐘」と呼ばれるオブジェがあり、若いカップルが鐘を鳴らし、愛を誓い合っている。あまり知られていない隠れたスポットといわれるだけに、近所の住民からは「こっそり愛の告白をしてみてはどう?」との声も。
オブジェは、「道の駅かつやま」から湖畔沿いの遊歩道を北側に約500メートル歩くと、たどり着く。旧勝山村が2002年に設置したもので、安産の神様として知られ、近くの冨士御室浅間神社にまつられている「木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)」にちなんで命名した。
鐘はアーチ形のオブジェにつるしていて、ロープを揺らすと甲高い音が湖畔に響く。オブジェ脇の石碑には「一つ 愛が結ばれる 二つ 願いがかなう」と刻まれ、鐘を鳴らす回数に応じた御利益を説明している。
湖畔が夕日に染まる時間帯になるとカップルが訪れ、ロマンチックな雰囲気の中、鐘を響かせている。湖畔のある店主は「ひっそりとした人けのない場所だから、誰にも邪魔されない。2人の時間をつくるにはベスト」と話している。
■所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町勝山571
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