2018.12.27
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山日紙面で見る富士山 /
12月 /
山梨の富士山売り込め 県がイメージポスター
「富士山、山梨のトレードマークになる」をメーンコピーに富士山を山梨のキャラクターに使った、県のイメージポスター第3弾が完成した。
全国的な話題にもなった第1弾の「ヘソ・オブ・ジャパン」で登場した甲府市出身のタレント田原俊彦さんを再び起用、富士山と田原さんの〝二人三脚〟で山梨をアピールする作戦。壁新聞風のポスターも工夫するなど「遊び心で、面白い、楽しい山梨を印象付けたい」(県観光課)と県の期待もたっぷり。
富士山キャラクターは、雲に浮かぶ富士山を漫画風にデザイン。「とかく静岡県の山と思われている富士山だが、北半分は山梨にあることを訴え、富士山の美しさ、神秘性、大自然というプラスイメージを山梨につなげたい」という。キャラクターは平成5年春に行う大型観光キャンペーンのシンボルマークにも利用する。
メーンポスターであるB倍判(103センチ×145.6センチ)は2種類作製。壁新聞風のポスターは昇仙峡、清里、富士山などの観光地や交通アクセス、宿泊地、主要産物などを記事風に紹介している。国民生活白書での「豊かさ日本一」もしっかり引用、「富士山の正面は山梨」と強調している。もう1種類は「富士山をかぶろう」をメーンコピーに富士山キャラクターをかぶったお地蔵さんと田原さんがアップに写るポスター。
3規格5種類のポスターは合計7500枚作製。来年1月8日から首都圏、関西圏を中心に北海道、九州を除く全国の主要駅や列車内に掲示する。【当時の紙面から】
(1991年12月27日付 山梨日日新聞掲載)広告