２０１７富士登山者アンケート［７］

【山の日】６割以上が「何もしない」

　２０１６年に国民の祝日に加わった８月１１日の「山の日」。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことが制定の目的だが、６割以上が当日に「特に何もしない」と答えた。

　「山の日」に山に関わる何かをするか尋ねたところ、６５．５％が「特に何もしない」と回答。初めて「山の日」を迎えた前年のアンケートより１８．５ポイント増えた。

　一方、何らかの関わりを持つとの考えを示した回答のうち、最多は「登山する」の１５．０％だったが、前年より１３．０ポイント減少。「ごみ拾いなど環境保全をする」は７．０％で、前年より０．５ポイント増えた。

　「山の知識を深める」は６．５％、「山で採れる食材を味わう」は２．０％だった。